スーパー、OEM、そして

「人が集まらない」

あちらこちらから、聞かれる嘆き。人件費の問題もさることながら、どう考えてもこのまま以前からあるスーパー文化を維持していくと売り上げが上がらないのでは、と思っています。「製造一体型」という言葉を頻繁に聞かれるようになり、その一方でパートさんの比率90%以上というのもどうかと思いつつ、本来、パートさんがあってのスーパーであることも事実です。

そのパートさんさえも集まらない、つまり当然、スーパーでの店舗内調理は、だんだんそぎ落とされ、従来からもっているセントラルキッチンを上手にこなすスーパーのみが生き残れるのでは・・・と思っています。

とはいえ大きくみますと、日本全体の人口減は歯止めがかからない。スーパーのメーカー化、OEMの方向にも行く企業も出現、そしてその次、ここが問題か、と思っています。

ということで、旧態依然、メーカーが出された商品と資料、そして価格を見てジャッジするところはもちろん淘汰されるので・・・。

店舗内調理が次第になくなりつつある。

これは欧米で既に起こっている現象ですが、その一方でその真逆で戦い、今も来店頻度の高いところも欧米ではあり、自社が持つ強みをよりとんがらせて、他のやっていることに惑わされないようにしないと難しいだろうなあ・・と思っています。

Ikeda Eri

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