大学芋について月刊コンビニで書きました。
よろしければです。
東京では、浅草の興伸の提供方法に感動しまして、ザ・庶民というのがつつみ方で伝わってきます。
大学芋は、その名の通り、大学生が好んだ商品で大正・昭和に生まれたと言われています。
もとは中華料理だったのですが、今やすっかり日本料理になっており、スーパーに並ぶようになって、一般化したようです。
ヤオコーなどでは、最近、これまでとは違って表面に粉をまぶしているものを販売。
駅ナカでは、大学芋の専門店が多く点在しています。
大学芋協会を調べてみると、中部まであるようですが、大学芋は全国のスーパーにいずれも並んでいます。
開発をしたことがあるのですが、N食研を使用すると、やはりまとわり具合が絶妙です。
素材もそうなんですが、やはりたれの絡み具合、時間とともに劣化がどうか、など大きなポイントとなります。
考えてみると、関西では、サツマイモで一大ブームを巻き起こしたのは「らぽっぽ」くらいかしら・・・
とはいえ、「らぽっぽ」はどちらかというと、スイートポテトというかアップルパイとサツマイモを上手に使って原価合わせしていること、そして香り、配置場所がその当時良かった、つまり条件が一つのみならず、いくつか成功要因が重なったようです。
私が考えるのには、やはりあのお店に惹きつけられたのは、香りか、と思っています。
どうぞ「月刊コンビニ」お読みくださいませ。
ERI IKEDA