その名は、題名のものです。
(LeBENKEI)
奈良に母方の祖母の出身ということもあり、なぜか郷愁があります。
とはいえ、なかなか行くことなく、こんな素敵なお店があるとは...
正直、驚嘆いたしました。
連れて行ってくださったことにとっても感謝しております。
幼いころ、母が「祖母の実家は、造り酒屋だったので出来立ての生酒を子供のころ、飲み、それがとろりとして、どんなに美味しかったか」ということを幾度となく、聞かされたものです。とはいえ、奈良の話はたびたび聞いてはいたのですが、滅多に行くことがありませんでした。若いころ、お茶花をしていたとき行ったきりかもしれません。
さてベンケイは、私がかつてから欲しいと思っていた藤田画伯の猫の絵が、通されたお部屋に飾ってありました。
猫の毛先まで、きれいに自然にしかしすっきりと描かれ、まさしく世界でも通用する藤田画伯の筆力であることを素人の私でさえ、わかります。
そうそう、脱線しましたが、勿論、料理も最高でした。
古いフレンチでもなく、ベーシックな味付けで最後のデザートまで力を抜くことなくいきわたっていました。
日本にあのようなオーベルジュ的なお店があるとは、恐れ入谷の鬼子母神です。
ごちそうさまでした。
お写真はあるのですが・・・ちょっとやめておきます。
ということで、関西に名店を見つけました。
連れて行ってくださって、感謝。