コクついて・・・日テレ「ZIP」

先だって,日テレ「ZIP」で「ハンバーガーについて」ちょこっとコメントさせていただきました。前回は「ブッフェについて」、ハンバーガーの新商品の傾向についてです。

「冬場にむけて、コクのある味が好まれ、各社、その傾向にある」といったことを申し上げました。コクというのはとろみ、脂などで感じられるものです。ビールなどはデキストリンからコクが生まれると言われています。

さて、一般に、コク=おいしさと思われがち・・・。 一例をあげますと、ラーメンの豚骨などもコクのある食べ物。そして「おいしい」と論じられることが多いです。この他にコーヒーなどもコクといった言葉がよく使われます。しかしこれらは好き嫌いがあり、私などは豚骨ラーメンはコクがあるけれど、個人的には美味しいと思えないのが事実。

友人などはコーヒーがダメで「コクあるなしではなくコーヒーは、まず飲まない、おいしいと思わないよ」と言うのです。私はコーヒーが大好きでして、神戸から事務所にマイコーヒーを持参するほど・・・。

ということで

おいしさ=コクではなく、コク=病みつきなのかもしれません。

よくよく考えると行列ができるお店の多くは、外食では「ラーメン店」であり、これはコクがあり、脂ぽさによって病みつきになる所以なのかもしれません。

健康ということを踏まえると油(脂)を大量に摂取することはいけないといった風潮があります。とはいえ、まったく油分がないというのは食べたくなることへの欲求が軽減されるともいえ、何よりも加減が大切なのです。

Ikeda Eri