寿司でわかる日本経済 

今、お寿司の動向を調べています。

コンビニではぼちぼち陳列されていますが、やっぱりテイクアウトで気軽に購入できるのはスーパーと言えます。

2009年リーマンでは、関西、関東、いずれも調査したことがあり、その時の値崩れがひどく、びっくりしたものです。リーマンで一気に低価格化に傾き、寿司がもろ影響したのです。

関東、関西だと関東のほうがその傾向が強かった記憶があります。

今回、調査しているのですが、ようやくまともな価格になったように。

とはいえ、消費税をにらんで外食ではこのような動きも



回転寿司業界2位の「かっぱ寿司(ずし)」を運営するカッパ・クリエイトホールディングス(さいたま市)と、5位の「元気寿司」(宇都宮市)は29日、業務提携を結んだと発表した。仕入れや物流を共通化するなどして、経営の一体化を進める方針だ。

 両社の筆頭株主の米卸大手「神明」(神戸市)の藤尾益雄社長が同日付で、業績不振のカッパ社の社長を兼任する人事も発表した。元気寿司法師人尚史(ほうしとたかし)社長が、カッパ社の執行役員も兼任し、立て直しを図る。かっぱ寿司と元気寿司の昨年度の売り上げを合わせると1186億円になり、首位の「あきんどスシロー」とほぼ並ぶ規模になる。



ということで、詳細は次回のフードビズで原稿で上げようと思っています。

明日も関東のスーパーを調査する予定。

関東は、サミット、ヨークベニマル、オーケーストア、関西は、泉中央のコープ、松源、

オークワ、光洋を調べました。

明日はヤオコーを再度、調べるつもり・・・。関東、関西との比較、前回のリーマン後の激しい値崩れ。

惣菜のなかでも単価の高い寿司は、動向をみると面白いと思っています。

ということで、お寿司ばかりを食べております。

エクセルで価格を調べ、2009年の時と比較し、G数も見てみようと思っています。

調べていると、ふと休憩をしたくなり、数冊、同時進行で読んでおります。

中村うさぎさんが「あまりに面白くて一気読みした」というのを読み、思わず

これ沢木耕太郎「流星ひとつ」

中食、外食には関係ない、と思われるでしょうが、藤圭子の仕事への悲しすぎるほどの純粋さに感動したものです。ひりひりとした姿勢は、とても好きな生き方かもしれません。今だからこそ、読んでよかった、と思いました。

20代で亡くなった友人が大フアンであったこともあり、沢木耕太郎の本はすべてとはいかないまでも読みます。「壇」もよかったですよ。

私の読書の仕方は、同時に10冊ほど読んでいるので、これはみなさんの参考になるやも・・・と思うものは、またご紹介しますね。

ikedaeri