消費税の問題

最近、弁当における価格帯、並びに商品陳列に変化があり、最近、販売数が少なくなっているように思えます。

理由はいくつか挙げられるのですが・・・ たばこの販売数が明らかに減少していること、データーさえも予想できない気温の上昇から、弁当そのものが売れなくなっているようです。コーヒー投入もあり、構成が変わってきています。
詳しくはフード・ビズにて・・・。

さて消費税。 とある勉強会でビール会社の社長のお話。

ビールが年々、1%売上ダウンしていること。これはアルコール全体が抱えている問題なのですが、加えて過去の消費税を導入の際、+4%ダウンし、利益が200億円減少したとのことです。しばし(4年間)、アップしなかったそうです。

さて惣菜売り場を見ますと、スーパー、弁当專門店の価格設定は大きく、398円、498円が定着しています。

一時期の低価格から398円が多くなり、その後、ようやく498円のアイテム数が増えてきて、元に戻ってきたと安堵していたのも束の間。

これに消費税が加わると、500円以上となり、顧客の心理、そしてランチの平均価格510円を考えると・・・大変なことになります。これまでのように量目を減らすなどの小手先のやり方ではもはや通用しないように思えます。

そこで各社、弁当專門店のパンフレッドをみますと、微妙に、価格設定、配置が変更をかけられております。

消費税導入は先伸ばしできないこと、重々、経営者はわかっていることであり、その一方で上げると売上に大きく響くことも考えると大変です。

人件費の問題なども考慮しつつ、当たり前の事ですが、調理方法、価格設定、商品構成、全てやり直しがかけられています

EriIkeda